労働保険について

会社設立と総務関係事務の労働保険について

会社設立にあたって考えなければならないことは、やはり従業員の安全と安心して働ける制度の整備なのではないでしょうか。もし今みなさんが会社にお勤めで、会社設立を目指して努力している最中なのであれば、勤務している会社の総務部や人事部などで、労働保険関係の仕事を担当している方がいらっしゃるのではないでしょうか。この仕事が地味ながら従業員の安全を守る大切な役割を果たしている仕事ですので、みなさんが会社設立を無事果たした場合には、必ず行わなければならない業務であるということが言えます。

主に総務部や人事部で行っていることが多い労働保険とは、雇用保険と労災保険に分けることができます。雇用保険は従業員が妊娠、出産などによって働けなくなってしまった場合に、その給与が減額となってしまった分の保障をある程度してくれる制度です。今までは会社から支払われていた賃金平均の50パーセントが上限でしたが、最近それが引き上げられてより使い勝手の良い制度になりました。また、高齢者を雇用した際にそれまでその方がもらっていた賃金と比べて大きく減ってしまうこともあるでしょう。その差額分も一部保証してもらうことができるのです。ですので、これまで通りの生活を大きく変えることなく、あらたな環境で再雇用高齢者として働くことができるのです。

労災保険は、従業員が仕事でけがをしてしまった時などに使用するものです。通勤中でも構いません。その時にかかった医療費は国が負担してくれることになりますので、万が一の時にも安心して治療を受けることができるようになるのです。せっかく仕事をしているのに、それが原因となってけがをしてしまったなどということがあれば、雇用主の責任は重大です。そのようなときに従業員に手厚い補償を行うことができるように、この制度は存在しています。

いずれも事業主が負担する保険料がありますので、これらの労働保険料を支払っていかなければならないのですが、それでも必ず必要な分野であるといっても過言ではないでしょう。従業員の福利厚生は、安心して働くうえで必須のものと言えるのです。

会社設立にあたっては、商売の部分だけでなく様々な面に気を回す必要があります。会社設立を行うということは、従業員の生活も守るということなのです。ですから、これらの福利厚生面は手厚いものを用意して、より快適な環境で働くことができるようにしっかり整えておきましょう。

最新記事

  • 会社設立の手続きとスケジュールについて。 会社を設立するためには、様々な手続きが必要です。 事前に業務開始までのスケジュールをしっかりとたてておき、それに沿って進めていくことが重要です。 最近では、会社設立はそれほど難し …

    スケジュールについて。